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モスカ・ジャパン株式会社

ノット・ア・ボーリング・コンペティション:MOSCA が DHBW Mosbach のチームをサポート

18.08.2021

[Translate to Japanese:] From left to right: Adrian Ritzhaupt (Group Director Commercial & Service, MOSCA), Frank Mutschler (Head of Market Communication, MOSCA) and the Dirt Torpedo team in front of the boring machine.

Dirt Torpedo号は、2021年8月17日、カリフォルニア州のモハーヴェ砂漠に向けて出発しました。このトンネル掘削機は、DHBW Mosbach のプロジェクトチームによって開発されました。このチームは、イーロン・マスク氏が主催する 「Not-a-Boring Competition」の予選を勝ち抜いた、世界でわずか12チームのうちのひとつです。MOSCA は、メインスポンサーの1社としてプロジェクトの成功に貢献しました。

地下トンネル網に高速鉄道を走らせて、気候に優しい方法で乗客を高速輸送できるとしたら、どんな世界が待っているでしょうか?このアイデアは疑いもなく想像力をかき立てるものですが、そのためには新世代のトンネル掘削機が必要になります。イーロン・マスク氏が主催する「ノット・ア・ボーリング・コンペティション」(ボーリング[退屈]とは対極のコンテストの意)では、モハーヴェ砂漠で行われるボーリング(掘削)コンテストに参加するチームが、選りすぐりの革新的なマシンを携えて世界中から集結しました。このコンテストでは、掘削スピードだけでなく、指定された目標地点に到達する精度や、トンネルを通行可能にするまでの時間も評価されます。Mosbach(モースバッハ)のDirt Torpedo号は、操縦精度が向上し、瓦礫を取り除くスピードがより迅速になっただけでなく、掘削と同時にトンネル内壁を構築することもできます。MOSCA のCEO、Simone Mosca(シモネ・モスカ)はこう説明します。「このプロジェクトは2つの意味で刺激的です。革新的な機械工学に焦点を当てている点と、地球の未来を具現化している点です。これらは、弊社 MOSCA でも普段から扱っているテーマです。私たちは、モースバッハプロジェクトの成功を支援できることを誇りに思います。そして、Dirt Torpedo号とその開発者の皆さんが素晴らしい成果を挙げられるよう祈っています。」

技術の進歩と持続可能性

開発チームは、バーデン・ヴュルテンベルク連携州立大学(DHBW)のモースバッハ校とラーヴェンスブルク校、およびダルムシュタット工科大学で実施されている4種類の学位プログラムの学生10名で構成されています。モースバッハ校の機械工学教授である Gangolf Kohnen(ガンゴルフ・コ―ネン) 博士がチームのサポートと指導を行います。MOSCA を含む約30社の企業と、Pro DHBW Mosbach財団、およびバーデン・ヴュルテンベルク州科学省がメインスポンサーとなり、約50万ユーロの現金や資材の支援を行いました。「私たちは、DHBW Mosbachと緊密な関係にあります」とシモネ・モスカは付け加えます。「相互パートナーとして、弊社ではこの大学出身者の採用も行っています。MOSCAでは、長年にわたり、 技術の進歩がいかにして持続可能な開発を育むかに焦点を当ててきました。」

持続可能性は、MOSCAが長年にわたり重要視してきたテーマです。同社は、環境に優しいプロセスの開発や、製品を環境にとってよりサステナブルなものへと最適化するために、継続的に取り組んでいます。例えば、バンド掛けに再生材を使用したり、機械にサステナブルな部品を組み込んだり、生産現場でエネルギー管理・制御を実践したりしています。直近では、MOSCA は、ドイツ Focus Money誌からサステナビリティ賞を授与されました。        

 

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