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モスカ・ジャパン株式会社

MOSCA 、イントラロジスティクス関連バーチャルショールームを開設

11.10.2021

ドイツ ヴァルトブルン 2021年10月14日 - MOSCAは、ウェブ3Dテクノロジーを活用してバーチャル上での存在感を増しています。かねてより予定されていた360°パノラマビューのバーチャルショールームの第1号がこのたびオープンの運びとなりました。来場者はここで、高解像度3Dの機種から詳細情報やマルチメディアコンテンツまで、MOSCAが提供する広範なイントラロジスティクスの世界を見ることができます。このショールームは、10月14日よりhttps://showroom.mosca.comに常設されます。

MOSCAのCEO Timo Mosca (ティモ・モスカ)は次のように述べています。「多くの展示会がウェブサイトでもライブ開催されるようになりましたが、私たちは展示会の未来はアナログでもバーチャルでもなく、ハイブリッドであると考えています。弊社がお示ししたいのは、バーチャルショールームは展示会のブースの単なる代替物ではなく、それ以上のものになり得るということです。」 ドイツのヴァルトブルンに本拠を置いているMOSCAは、業界ごとにいくつかのショールームを開設し、各業界全製品のポートフォリオをバーチャル空間で紹介していこうと考えています。

ショールーム第1号は、特に物流のスペシャリストたちをターゲットとするものです。横型梱包機EVOLUTION SoniXs MS-6やパレット梱包機KZS-111など、主として通信販売や物流で使用されている12台のMOSCAマシンが仮想空間に展示されています。ショールームでは、キーボードとマウスを使って、3D空間で梱包機を見て回ったり、ワンクリックで動画や情報パネルを見たりすることができます。360°ビューと高解像度3D画像により、今までにない視点でマシンを調べ、そのサイズ感をより正確にイメージすることができます。また、マシンの詳細情報と応用動画により、各マシンの機能的特徴や利点を理解することができます。ショールームで特に印象的なのは、その規模です。ティモ・モスカはこう説明します。「実際の展示会のブースはスペースが限られているため、ある業界の全マシンを同時に展示することは不可能です。特に弊社のパレット梱包機の場合、サイズが大きすぎてブースに収まらないものも少なくありません。しかし、このような問題はバーチャル空間では起きません。特殊な用途に興味がある方でも、ここならお探しのものが見つかるはずです。」

デジタルの主役

イントラロジスティクスショールームは、スタート地点にすぎません。MOSCAは、新たなバーチャルショールーム、新たなマシンや用途など各方面に拡大展開していくことができます。ショールームはデジタルの主役として、今後のMOSCA のイノベーションに光を当て、サポートするものです。他の業界についても、バーチャルショールームは新たなスペースを提供するだけでなく、イベントにも利用できます。展示会や新製品発表会と同時に、ライブストリーミングや専用ショールームを提供することも可能です。興味を持ってくれたお客さまはこれを使えばすぐに、新しいマシンを3Dであらゆる角度から検討することができます。将来的には、アニメーションやバーチャル生産ラインを使って、どこにどのようにマシンを設置するのがベストかも示せるようになるでしょう。

最大限の柔軟性を実現する最新テクノロジー

MOSCAは、INNEO Solutions GmbH(インネオ・ソリューションズ)と提携し、バーチャルショールーム・プロジェクトに取り組みました。両社は2020年初頭から緊密な協力のもと、ソフトウェアソリューションNeoSpace (「ネオスペース」)を進化させ、ショールームに必要な基礎を作ってきました。このソリューションの素晴らしいところは、経験豊富なプログラマーやバーチャルプレゼンテーション専門家ではない専門外の人でもソフトウェアを使えるという点です。言い換えれば、例えばMOSCAのような企業がバーチャルな世界を作りたいと思ったら、外部の力に頼らなくても、優れたショールームやバーチャルイベント、3Dモデルを作り出すことができるのです。NeoSpaceは、望みうる最大の柔軟性を備えた仮想空間デザインツールです。少しの労力で素早く修正を加えられるので、ショールームは常にアップデートされた状態に保てます。ティモ・モスカは次のように強調します。「このテクノロジーは大きなイノベーションです。既存のソフトウェアでは、ここまでの柔軟性と使いやすさは提供できませんでした。」 このソフトウェアを実現したイノベーションが市場に出てからまだ1年も経っていないことから、INNEOも提携業務の恩恵を受けています。「MOSCAとINNEOのチームワークは、あらゆる面で成功しています」と語るのは、INNEOのデジタルリアリティ担当セールスマネージャーBenjamin Horn(ベンヤミン・ホーン)。「MOSCAはこれからも、改善点を提案したり、弊社ソリューションをさらに進化させる新機能を提案することができます。ショールーム来場者も、現在進行中のこの開発の恩恵を受けています。まさにWin-Win-Winの状況なのです。」

MOSCAは、このツールを初めて使用した企業であり、革新への意欲を新たにしています。ティモ・モスカはこう言います。「デジタル化分野の先駆者として、当社が実装テクノロジーの最前線に立つことは非常に重要です。なぜなら、それがお客様にとって最高のショールームを作る唯一の方法だからです。」

Mosca's road to the future!
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