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モスカ・ジャパン株式会社

KOV-111-16:大量の材木製品用バンド掛けシステム

17.04.2020

MoscaのKOV-111-16システムは、大幅なダウンタイムを生じさせることなく大量の木材を輸送用に固定します。3つの新しい機能は、より優れた信頼性と安全性を実現します。最大7,000Nの引締力を発揮する高性能のシーリング・ユニットは、19mm巾のプラスチックバンドを使い、安全な重量物のバンド掛けを実現します。新たに設置された小角材(ダンネージ材)フィーダと、完全自動式のエッジ保護設置装置が製品保護を最適化します。

板材、角材、チップボードまたはその他の建築資材の生産を円滑に行うためには、輸送用の物資を確保する工程が上流の生産体制と足並みを揃えることができる必要があります。新機能により、 KOV-111-16は、ダウンタイムがほとんど発生することなく、特別な保護をほどこしながら商品にバンドを掛けることができます。Moscaまたは他のメーカー製のコンベヤシステムに組み込まれた全自動装置は、バンドを掛ける製品の下で小角材を送給し、上部の角を丈夫な厚紙で保護します。小角材やエッジ保護セッタ用に大型の格納箱を採用したことによりバンド、小角材やエッジ保護などの消耗品の補給にかかるダウンタイムが最小化されました。Mosca GmbHのCEO、Timo Mosca (ティモ・モスカ)は次のように説明しています。「弊社が開発した高性能のシーリング・ユニットと一緒にお使いいただくことで、林業のニーズに特化したソリューションをご提供いたします。

この新しい高性能シーリング・ユニットは、7,000Nまでの引締力を発揮します。これにより、19mm巾で1.3mm厚までのバンド資材の使用が可能になります。最大10,000Nの引張強度を発揮するこれらのバンドは、重量物のバンド掛けに最適です。

小角材フィーダおよびエッジ保護セッタにより増強された機能性

KOV-111-16の格納箱は、5種類までの長さの小角材を75個格納します。運転中には格納箱がパレットに積み付けられていない製品の下を平行に移動し、適切な長さの小角材を送給します。昇降台車が動いていない時には、格納箱を手動で補充することができ、費用の高くつくダウンタイムを回避することができます。

全自動のエッジ保護セッタもまた、130点までを格納できる大型の格納庫によりダウンタイムを最小化します。シーリング・ユニットと同様、格納箱は、KOV-111-16の作業台に備わっています。コンベヤシステムが製品を機械に移動させるとすぐに、上部の作業台が下方向に移動し、バンド掛けを行います。製品のエッジを自動的に検出し、エッジ保護を正確に設定します。これにより、製品によって様々に異なる高さや幅にも柔軟に対応することができます。ダウンタイムをさらに短縮したい場合は、オプションの新型BSG-4シーリング・ユニットをご注文ください。使い切ったコイルのバンド端と新しいコイルのバンド端を溶着するため、コイル交換時間を最小限に短縮します。最新バージョンには、1台の装置を複数の機械間で交互に切り替えることのできるバッテリーを搭載しています。

効率性、柔軟性およびバンドの固定オプション

このシステム全体は電気を動力源としており、コストのかかる空気圧技術を必要としません。駆動部はすべて自動制御可能であるため、エッジ保護セッタと小角材フィーダの双方が製品にあらゆる位置から到達できます。これによりユーザーに最大の柔軟性をもたらします。

オプションのスロットカッタは、バンドの損傷や滑りを防止します。バンドは、床まで垂れ下がることなくしっかりと溝にはまります。

 

KOV-111-16

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