生産ライン末端の様々な機器から構成される包括的なライン末端ソリューションに加えて、異なる梱包プロセスを組み合わせることでも大きな効果を期待できます。
パレタイズされた貨物の場合、バンド掛けは安定した信頼性の高い商品の結合という目的があります。垂直方向にバンド掛けを行うことで商品を確実にパレットに縛り付け、水平方向にバンド掛けを行うことでそれぞれの商品レイヤーを固定できます。また、個別で柔軟なバンド掛けは、例えば段積みしたパレットの固定に利用できます。
ストレッチ包装プロセスの主な意図とは、商品を塵や湿気などの外部の影響から守ることです。しかし、ストレッチ包装はしばしば、商品をパレットに縛り付けるために行われます。そのような場合、バンド掛けとストレッチ包装を組み合わせることで、付加価値を創出できます。
これら両方のプロセスを組み合わせると、その結果資源を最小限しか利用しない梱包ソリューションが実現します。パレットをバンド掛けすることで、形状に沿った形で縛り付けて商品を運搬用に固定することができます。すると、その後パレタイズ済みの商品を包装する際には、商品を保護できるだけでいいということになります。パレットと商品はすでに縛り付けられているので、包装の工程に使用される資材が大幅に減り、環境に優しいプロセスが実現するのです。
このように、以前は資材を多く必要とすると考えられていたプロセスを、ミニマルな梱包に変身させられるのです。御社の商品の梱包にどのような最適化の余地があるか、当社までお問い合わせください。
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